2015東北ツーリングその1 NC750X LDのツアラーとしての能力

2015東北ツーリングその1 NC750X LDのツアラーとしての能力

2015年7月26日 | NC750,ホンダ,試乗車

大潟富士前4台

7月は昨年同様、十和田湖へ向けての東北ツーリングに参加しました。今年は、高田さんと村田さんの二人はHONDAのGL1800で、NakaさんはBMW R80GS、私はHONDA NC750X LDです。

このNC750X LDでのロングツーリングは、昨年9月の北海道ツーリング後に足回りを見なおしてからは初ですので、HONDAのフラッグシップであるGL1800やBMW R80GSなど、ロングツーリングが得意なツアラーと共に走ることで、車両のコンディションとツアラーとしてのポテンシャルを試せるちょうどよい機会となりました。

昨年の十和田湖ツーリングの様子
→スクランブラーで初めての東北ツーリングその1

仕事を早めに切り上げ午後4時に出発。昨年と同じ新潟県上越市の宿泊先へ、中央道、長野道と全線高速で上越へ向かいました。

高速後方から

NC750XLDはツアラーとしても最適

翌朝、小雨の降るなかをGL1800 2台とBMW R80GSとNC750X LDの4台で十和田湖を目指します。GL1800やR80GSとともに走りながら色々と気付くことがありました。

それは、足回りなどをきっちりとメンテナンスしてモディファイしたNC750X LDであれば、フル積載状態でも安定した走りが楽しめ、ロングツーリングには最適なツアラーだということです。

過去に私の乗ったBMWに引けを取らないのははもちろん、GL1800やR80GSとともに楽しんで走ることができましたので、ビッグバイクからのダウンサイジングを検討している方にもおすすめできる、最適な車両に仕上がっていると思います。

安定感

NC750Xは、GL1800の水平対向6気筒、BMW R80GSの水平対向2気筒とは異なり、パラレルの2気筒ではあるけれど、シリンダーがグゥーンと前傾しているしR80GSと並べてもクランクシャフトの位置もあまり変わらず、意外に低重心です。

さらに、車両に乗り問題のある所に気づき、コンディションを整えているため、安定感が増し車体がより軽く感じらるため、気負わず構えず気楽に楽しめて、ビギナーからベテランまでの誰もが満足できる正に等身大の一台に思います!

高速前方から_crop

積載力

積載力はツアラーとしての必須要件です。積み込むだけなら無理をすればどんなバイクでも可能ですが、ハンドルが振られたり、安定感に問題が生まれる場合が多くあるので要注意です。

NWJCオリジナルのダールのパニアケースをつけていますので、乗車姿勢のまま鍵1つで開閉できる使いやすいラゲッジBOXと合わせて積載量は約84L。キャンプツーリングなど、リアシートへも積載すれば、積載量を増やすことができます。

大湯環状列石

また、カミさんも乗るので、ローダウン仕様のNC750X LDを選びましたが、シート高が低いことはロングツーリングで積載量が増えても、ふとした時の不安がなく安心感があります。

エンジン

エンジンフィーリングは、スクランブラーと同じ270度クランクで鼓動感も心地良く、市街地やワインディングなどでは、ギアチェンジに合わせてスロットルを開けるのが楽しくてしょうがありません!

試乗車としても使っているNC750X LDは、エンジンオイルとPL-500の効果でオドメーター10,000Km前後からエンジン回転はまろやかさを増し、鼓動感と相俟って排気音もより一層心地良くなってきています。

どんなバイクでもある程度走行距離が出てからが本調子、本来の良さがでるものですが、それまでのメンテナンス如何によって、楽しめるか?つまらないか?真逆の結果となる場合があるから特に気をつけたい部分でもあります。

ABS

BMWと比べ、ABSが過敏に反応することがなくハイメカが出しゃばらないなので、ライダー主導の自然なブレーキングができます。ABSにチープさがないのは、GL1800を始め、ホンダ車の良い所でもあるようです。

燃費

何よりもNCの燃費の良さは抜群でGL1800や、BMW80GSの半分弱のガソリンで同じ距離を走れてしまいます。燃費走行をしているわけではなく、高速ありワインディングありで、かなりスポーツライクに走ってのことです。

NC700X LDとGL1800、R80GS

そして、一緒にツーリングをしたGoldWing2台とR80GSについて、後日アップする別記事にて詳しく書きたいのですが、それぞれメンテナンスによってより良い車両に仕上がっているのだということが伝わってきました。

高田さんと村田さんのGL1800は、仕様に若干の違いがあるようでした。柔らかめの足回りの高田さんに対し、村田さんは硬めの足回りのようですが、どちらも巨体に似合わず軽快さを感じられます。

もちろん足回りだけではないのですが、2台の走りを見ていると、NWJCさんの、GL1500の頃から蓄積されたメンテナンスノウハウによって仕上げられているものだということが分かります。

Nakaさんの乗るR80GSはBMW最後のOHVで20年以上前の車両ですが、NWJCにて独自のメンテナンスやモディファイによって、とても楽しそうで心地良さそうだと感じました。

メンテナンスの重要性がより実感できる東北ツーリングとなりましたので、当店のNC750X LDにもフィードバックし、さらに煮詰めていきたいと思います。
NCと夕日

巷では安かろう悪かろうと誤解されることもあるようですが、違和感のある所に手を入れてちゃんとメンテナンスしたNC750X LDは試乗車ですので、是非一度乗っていただきたく思います。

  • 店長:小藤哲朗
  • アフターメンテナンスにおきましても、経験したことをプロとしてユーザーの愛車にフィードバックすることを心がけています。